ご挨拶

BBCビジネススタイルの確立へ

当社は1986年に内装工事店としてスタートしました。私自身、職人の一人として内装工事の現場を経験し、内装に関わる技術と知識を学んできました。

会社設立10年を迎えた頃、内装工事店として順調な歩みを続けていましたが、あるジレンマに遭遇しました。

職人集団として質の高い施工を実現するプライドと、それを監理し、お客様に確かなサービスを提供する、いわばプロデューサー的な役割とのギャップでした。

職人たちは仕事一つひとつの質にこだわるあまり、納期も含めお客様へのサービスがおろそかになりがちです。他方の施工監理者は、しばしばサービスやコストを優先し、質へのこだわりを忘れがちでした。

そのギャップを埋めることはできないか。施工の質を保ちつつ、多様なお客様のニーズにも応えていく。そこから、現在のBBCスタイルともいえる、マネジメントを主な役割とする総合内装会社を経て建設会社へと進化していきました。

確かなクオリティとサービスの提供

質の高い技術をもった内装業者を組織し、ワンストップで内装工事を提供するとともに、お客様の多様なニーズに応える施工監理を提供することから更にワンストップでスピード感あるBBCを提供できる様に建設会社となりました。

クオリティとサービスの両立、それを果たすスーパーバイザーこそがBBCの新たなビジネススタイルでした。社名BBC(Best Boarder Company)も、Best of the Companyと内装の一工程であるボードのNo.1(Best Boarder)をかけてつけられたものです。

現在は変化し続け、Best Boarder Company → Best Build Company → Best Build Constructorと表記しています。

実際、建設業界ではコストや人材力不足の問題もあって、一つひとつの工事を確実にチェックし、工程を監理していく能力が不足がちでした。

現場を熟知しなおかつ工程や納期を管理する能力に恵まれた当社のスーパーバイザーの存在は、当社の直接のクライアントである、多くのゼネコン各社から歓迎されるようになりました。

「人」を核にさらなる飛躍を目指して

確かなクオリティとサービスを提供すること。当社ではこの二つを両立させるために、内装・建築に関わるすべての協力業者のプロフェッショナル(職人さんたち)を組織化し、当社の社員であるスーパーバイザーには工事現場の研修も含め、内装・建設業のプロフェッショナルとしての育成を行っています。

当社が他の内装業者にない付加価値を提供しているとすれば、それはすべて「人」によるものだと思っています。「初心を忘れずに、何事にも誠意を」。これが会社設立以来、わたしの変わらぬビジネス哲学です。

現在、会社設立後、30年余りを経過し、お陰さまで群雄割拠する厳しい建設業界の中にあって、内装業としては多摩地域ではトップを誇る実績と認知度を達成するまでになりました。

今後も現状に甘んじることなく、東京エリア、さらには関東全域におけるNo.1の建設会社を目指していきたいと思っています。